茶間女(読み)ちゃのまおんな

精選版 日本国語大辞典 「茶間女」の意味・読み・例文・類語

ちゃのま‐おんな ‥をんな【茶間女】

〘名〙 武家で、腰元下女中間に位置する女中をいう。主として茶の間雑用をつとめた。町家ではふつう中居(なかい)と称した。はしため。下婢(かひ)。女中。下女。茶の間。
浮世草子好色一代女(1686)四「自らもよる年にしたがひ身を持下げて茶(チャ)の間(マ)女となり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android