草の枕(読み)クサノマクラ

デジタル大辞泉 「草の枕」の意味・読み・例文・類語

くさ‐の‐まくら【草の枕】

草枕くさまくら」に同じ。
「夜を寒み置く初霜を払ひつつ―にあまたたび寝ぬ」〈古今羇旅

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「草の枕」の意味・読み・例文・類語

くさ【草】 の 枕(まくら)

  1. くさまくら(草枕)[ 二 ]
    1. [初出の実例]「甲斐の国へまかりける時にみちにてよめる 夜を寒み置くはつ霜をはらひつつ草の枕にあまたたびねぬ〈凡河内躬恒〉」(出典:古今和歌集(905‐914)羇旅・四一六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android