草新村(読み)たこくさしんむら

日本歴史地名大系 「草新村」の解説

草新村
たこくさしんむら

[現在地名]稲美町蛸草

野寺のでら村の南、草谷くさだに川南岸の高位段丘上に位置する。旧名六十丁ろくじつちようという(大住文書)。元禄一〇年(一六九七)なか村大庄屋小山五郎右衛門が、上西条かみさいじよう(現加古川市)大庄屋沼田与次太夫の協力を得て開発に着手した。元禄郷帳に村名がみえ、高一五七石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android