草紙挟・草子挟(読み)そうしばさみ

精選版 日本国語大辞典 「草紙挟・草子挟」の意味・読み・例文・類語

そうし‐ばさみ サウシ‥【草紙挟・草子挟】

〘名〙 草紙をはさんでおく道具。草紙とほぼ等しい大きさの板二枚を草紙の上下にあてて、それを緒で結ぶようにしてあるもの。草紙形。
随筆安斎随筆(1783頃)一二「草紙挟みと云ふ物あり、板二枚を以て、草子の上下にあてて、紫村濃の手組の緒にて結ぶなり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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