草葉の床(読み)クサバノトコ

デジタル大辞泉 「草葉の床」の意味・読み・例文・類語

くさば‐の‐とこ【草葉の床】

草の葉を敷いて寝床とし、野宿すること。
「萌え出づる―や惜しからん焼け野に帰る夕ひばりかな」〈新撰六帖・二〉

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精選版 日本国語大辞典 「草葉の床」の意味・読み・例文・類語

くさば【草葉】 の 床(とこ)

  1. 草の葉を一面に敷いて寝床とすること。また、その床。野宿することにいう。
    1. [初出の実例]「萌え出づる草葉の床やをしからむやけ野に帰る夕ひばり哉〈藤原知家〉」(出典:新撰六帖題和歌(1244頃)二)

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