荊渓(読み)けいけい

精選版 日本国語大辞典 「荊渓」の意味・読み・例文・類語

けい‐けい【荊渓】

  1. [ 一 ] 中国、江蘇省晉陵にある地名
  2. [ 二 ] 中国、唐代の学僧湛然(たんねん)別称[ 一 ]出身なので、荊渓尊者と尊称される。
  3. [ 三 ] ( 荊渓湛然の天台宗の流れを承けるところから ) 天台宗比叡山の異称
    1. [初出の実例]「一実円頓の花匀を、荊渓(ケイケイ)の風に薫じ」(出典:太平記(14C後)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android