荒れ立つ(読み)アレダツ

デジタル大辞泉 「荒れ立つ」の意味・読み・例文・類語

あれ‐だ・つ【荒れ立つ】

[動タ五(四)]《「あれたつ」とも》荒々しくなる。荒くなる。「波が―・つ」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「荒れ立つ」の意味・読み・例文・類語

あれ‐た・つ【荒立】

  1. 〘 自動詞 タ行五(四) 〙
  2. ( 「あれだつ」とも ) 天候などがはげしく荒れる。荒々しい状態になる。激しく振り動く。
    1. [初出の実例]「浜風荒れ立ち千鳥啼く夜」(出典:新浦島(1895)〈幸田露伴〉一)
  3. 心や行動などが荒れ始める。あばれだす。
    1. [初出の実例]「あれたちて、うるはしくだにむかひきこえ給はず」(出典:有明の別(12C後)二)

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