荒神様(読み)こうじんさま

精選版 日本国語大辞典 「荒神様」の意味・読み・例文・類語

こうじん‐さま クヮウジン‥【荒神様】

(「さま」は接尾語)
[1] 「こうじん(荒神)(一)」を敬っていう語。
[2] 〘名〙
① 「こうじん(荒神)(二)①」を敬っていう語。
歌舞伎幼稚子敵討(1753)四「マアおはつ尾は金比羅様へ上げませう。其次が荒神様」
② 「こうじん(荒神)(二)②」を敬っていう語。
滑稽本東海道中膝栗毛(1802‐09)八「そふは虎の皮、こっちにも荒神(クウジン)さまがあらア」
③ 「こうじん(荒神)(二)③」を敬っていう語。
※歌舞伎・阿国御前化粧鏡(1809)序幕「『サアサア、また遅いと、荒神様(クヮウジンサマ)が』と袖を引っ張る」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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