荒神谷村(読み)こうじんだにむら

日本歴史地名大系 「荒神谷村」の解説

荒神谷村
こうじんだにむら

[現在地名]鳥取市有富ありどめ

大森おおもり村の南、有富川上流部に位置する。東の猪子いのこ村に通じる臼谷うすだに越がある。臼谷越の谷奥には荒神が鎮座していたことに由来する荒神の滝がある(因幡志)。拝領高は一二三石余、本免五ツ八分。藪役銀三匁・山役銀二一匁が課されていた(藩史)。不破氏の給地があった(給人所付帳)。「因幡志」では家数九。天保一四年(一八四三)の村々人数増減書上帳(加藤家文書)によると男二四・女二五。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android