荒茶(読み)アラチャ

デジタル大辞泉 「荒茶」の意味・読み・例文・類語

あら‐ちゃ【荒茶】

摘みたての葉を蒸気で加熱し乾燥しただけで、まだ精製していない茶。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の荒茶の言及

【チャ(茶)】より

…精揉機は茶葉を細く伸び形にする機械で,熱盤上で茶葉を加圧しながら乾燥,整形する。これを水分5%までに乾燥したものが荒茶(あらちや)である。近代的製茶工場では,運びこまれた生葉の鮮度保持に必要な設備をそなえた生葉室があり,各工程はコンベヤで連結され,機械の運転は自動化されていて,ほとんど人手を要さなくなった。…

※「荒茶」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android