荷田御風(読み)かだの のりかぜ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「荷田御風」の解説

荷田御風 かだの-のりかぜ

1728-1784 江戸時代中期の国学者
享保(きょうほう)13年11月5日生まれ。荷田在満(ありまろ)の子。家学国学を江戸でおしえる。禄(ろく)をうけることを欲せず,豊後(ぶんご)(大分県)岡藩から賓客(ひんきゃく)としてむかえられるにとどまった。天明4年8月16日死去。57歳。京都出身。初名は冬満。通称は東蔵。著作に「西遊紀行」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android