荻野松眠斎(読み)おぎの しょうみんさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「荻野松眠斎」の解説

荻野松眠斎 おぎの-しょうみんさい

?-? 江戸時代後期の兵法家。
彫刻にすぐれたほか,長沼流,山鹿流兵学,医術に通じた。高野長英とまじわり,一時投獄される。のち失明したが兵学をきわめた。明治のはじめ八十余歳で死去信濃(しなの)(長野県)出身本姓山口。名は定利通称は董之助。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android