莫古(読み)まくこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「莫古」の解説

莫古 まくこ

日本書紀」にみえる百済(くだら)(朝鮮)の官吏
神功(じんぐう)皇后摂政47年百済の近肖古王により朝貢使として日本に派遣されたが,途中,新羅(しらぎ)(朝鮮)で捕らえられた。新羅は百済の貢ぎ物自国のものとし,莫古とともに日本に朝貢したという。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ワーキングホリデー

協定締結国の国民に対し,休暇の機会と,その間の滞在費用を補う程度の就労を認める査証(ビザ)を発給する制度。二国間の協定に基づき,国際的視野をもった青少年を育成し,両国間の相互理解と友好関係を促進するこ...

ワーキングホリデーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android