菅生谷村（読み）すごうだにむら

日本歴史地名大系 「菅生谷村」の解説

菅生谷村
すごうだにむら

[現在地名]山中町菅生谷町

動橋（いぶりはし）川上流右岸、滝（たき）村の対岸に位置し、上流域では当村の集落のみが右岸にある。川に面して若干の水田があり、背後（北側）は鞍掛（くらかけ）山（四七七・七メートル）に連なる山地。戦国末期に滝村の赤岩（あかいわ）城に拠った一向一揆の部将藤丸新介の家中屋敷があったと伝え（憩紀聞）、「江沼郡誌」に引く「奥山遊覧記」は「村出口に藤丸城下の門の跡あり」と記す。

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出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

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