菅貫く(読み)スガヌク

デジタル大辞泉 「菅貫く」の意味・読み・例文・類語

すが‐ぬ・く【×貫く/×菅抜く】

[動カ四]夏越なごしのはらえのために菅貫すがぬきをくぐる。また、菅貫を首にかける。
「ちとせまで人なからめや六月みなづきの三たび―・き祈るみそぎに」〈堀河百首

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精選版 日本国語大辞典 「菅貫く」の意味・読み・例文・類語

すが‐ぬ・く【菅貫・菅抜】

  1. 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 菅貫(すがぬき)を首にかける。菅貫をくぐって祓(はらえ)をする。
    1. [初出の実例]「千年まて人なからめや六月の三度すかぬき祈る御祓に〈隆源〉」(出典:堀河院御時百首和歌(1105‐06頃)夏)

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