菊池 長四郎(読み)キクチ チョウシロウ

20世紀日本人名事典 「菊池 長四郎」の解説

菊池 長四郎
キクチ チョウシロウ

明治・大正期の実業家 貴院議員。



生年
嘉永5年12月10日(1853年)

没年
大正9(1920)年8月28日

出生地
江戸

旧姓(旧名)
大橋

経歴
大橋陶庵の子として生まれ、先代菊池長四郎の養子となる。東京日本橋元浜町で呉服店佐野屋を営み、明治22年東海銀行(第一勧業銀行の前身)を設立頭取就任。八千代生命保険、富士製紙、東洋製粉、東洋モスリンなどの取締役を兼任した。30年貴族院議員

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「菊池 長四郎」の解説

菊池長四郎 きくち-ちょうしろう

1853*-1920 明治-大正時代の実業家。
嘉永(かえい)5年12月10日生まれ。大橋陶庵の子。先代菊池長四郎の養子。東京日本橋元浜町で呉服店佐野屋をいとなむ。明治22年東海銀行(第一勧業銀行の前身)を設立し,頭取となる。八千代生命保険,富士製紙,東洋モスリンなどの取締役もつとめた。貴族院議員。大正9年8月28日死去。69歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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