菊田伊洲(読み)きくた いしゅう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「菊田伊洲」の解説

菊田伊洲 きくた-いしゅう

1791-1853* 江戸時代後期の画家
寛政3年生まれ。仙台藩の絵師菊田家をつぎ,狩野伊川(かのう-いせん)にまなび,谷文晁(ぶんちょう)とまじわる。東東洋(あずま-とうよう),小池曲江(きょくこう),菅井梅関(すがい-ばいかん)とともに仙台四大画家といわれる。嘉永(かえい)5年12月1日死去。62歳。本姓武田。名は秀行(ひでゆき)。字(あざな)は章羽(しょうう)。別号に松塢。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android