菊花紋(読み)キクカモン

デジタル大辞泉 「菊花紋」の意味・読み・例文・類語

きくか‐もん〔キククワ‐〕【菊花紋】

菊の花をかたどった皇室紋章。菊の御紋。きっかもん。

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精選版 日本国語大辞典 「菊花紋」の意味・読み・例文・類語

きっか‐もんキククヮ‥【菊花紋】

  1. 〘 名詞 〙 菊花をかたどった皇室の紋章。菊の御紋。皇室紋章は十六葉八重表菊形、皇族紋章は十四葉一重裏菊形。

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世界大百科事典(旧版)内の菊花紋の言及

【キク(菊)】より

…しかしこれも,たいしてやかましいことではなく,紋章を下賜したこともあり,また貴族や大名のうちにこれを用いるものも相当多かった。菊花紋を皇室以外で用いるのをはっきり禁止したのは1871年(明治4)で,天皇家は16花弁の八重菊,皇族は14花弁の裏菊と定められ,このほかに替紋としていろいろのものが用いられた。古来菊花紋の種類は多く,百数十種におよぶが,なかにはたとえば楠木氏の菊水紋のように,他のものと組み合わされたものも少なくない。…

※「菊花紋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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