菊藻(読み)きくも

精選版 日本国語大辞典 「菊藻」の意味・読み・例文・類語

きく‐も【菊藻】

〘名〙 ゴマノハグサ科多年草熱帯から暖帯に広く分布し、日本では本州以南各地の水田や浅い池などの水中に生える。茎は長さ一〇~三〇センチメートル。全体に毛を生じる。葉は輪生し、水面下のものは羽状に裂けて裂片は糸状、水上のものは羽状に深く切れ込む。夏から秋にかけて、葉腋(ようえき)紅紫色の花を単生する。花冠は長さ六~一〇ミリメートルの筒状先端は浅く裂ける。きつねのお。〔日本植物名彙(1884)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版 「菊藻」の解説

菊藻 (キクモ)

学名Limnophila sessiliflora
植物。ゴマノハグサ科の抽水性多年草

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android