菓子木型(読み)かしきがた

事典 日本の地域ブランド・名産品 「菓子木型」の解説

菓子木型[木工]
かしきがた

四国地方香川県地域ブランド
高松市で製作されている。菓子木型は江戸時代からつくられ始め、香川県においては1897(明治30)年頃からつくられたという。和菓子づくりに欠かせない。十分に乾燥させた山桜材料として使用。魚や花などの図柄が何種類もの鑿・彫刻刀で彫りあげられる。香川県伝統的工芸品。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android