菜候(読み)なそう

精選版 日本国語大辞典 「菜候」の意味・読み・例文・類語

な‐そう ‥さう【菜候】

〘名〙 (「な(菜)候(そうろ)う」の略) 菜を売り歩く者の呼び声。また、その売り歩く者。なうり。《季・新年》
三十二番職人歌合(1494頃)一六番「なうり 春霞にくくたちぬる花の陰に売るや菜さうも心あらなむ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android