菜羹(読み)さいこう

精選版 日本国語大辞典 「菜羹」の意味・読み・例文・類語

さい‐こう ‥カウ【菜羹】

〘名〙 (「羹」はあつものの意) 野菜のあつもの。野菜の吸物。また、質素な食事のたとえ。
菅家文草(900頃)五・早春観賜宴宮人同賦催粧「聖主命小臣、分類旧史之次、見上月子日賜菜羹之宴」 〔論語郷党

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「菜羹」の読み・字形・画数・意味

【菜羹】さいこう(かう)

野菜の汁もの。〔論語、郷党〕(そし)・羹と雖も、祭(一部を供える)するに必ず齊如(さいじよ)(敬虔なさま)たり。

字通「菜」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android