華燭・花燭(読み)かしょく

精選版 日本国語大辞典 「華燭・花燭」の意味・読み・例文・類語

か‐しょく クヮ‥【華燭・花燭】

〘名〙
① はなやかな灯火装飾を施した灯火。美しく彩色したろうそく。
※類聚句題抄(11C中)夜短朝余睡〈紀斉名〉「竹窓早曙猶欹枕、華燭空残久覆衾」 〔班固‐西都賦〕
※玩鴎先生詠物雑体百首(1794)月波楼席上詠蟻拈媒字「南柯一自楼台、華燭(〈注〉コンレイ)王門誰作媒」
湯葉(1960)〈芝木好子〉「華燭のよろこびは美濃屋の繁栄そのものに映った」 〔徐陵‐走筆戯書応令詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android