華道・花道(読み)かどう

精選版 日本国語大辞典 「華道・花道」の意味・読み・例文・類語

か‐どう クヮダウ【華道・花道】

〘名〙 立花(りっか)挿花(そうか)生花(せいか)、投げ入れなど各種「いけばな」の総称草花、木の枝などを花器にさして、人工的に美しい型を表現する技術。江戸時代儒教の影響で精神修養的な面が強調されて生じた語。
※立花秘伝抄(1688)上「されば古人の曰或時の花形如来のごとく菩薩のごとく金剛力士のごとくなるべしといへり。花道のみにかぎらず。諸道諸芸もかくぞ有べき

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android