菽水の歓(読み)シュクスイノカン

デジタル大辞泉 「菽水の歓」の意味・読み・例文・類語

菽水しゅくすいかん

《「礼記」檀弓下から》貧しい生活をしながらも、親に孝養を尽くして喜ばせること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「菽水の歓」の意味・読み・例文・類語

しゅくすい【菽水】 の 歓(かん・よろこび)

(「礼記‐檀弓・下」の「孔子曰、啜菽飲水、尽其歓、斯之謂孝」による) 貧しい生活の中でも、親に十分孝養を尽くして、その心を喜ばせること。
※蕉堅藁(1403)送希南上人帰信陽省親「山川跋渉雖苦、菽水歓娯難暫違」 〔張養浩‐客中除夕詩〕

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