デジタル大辞泉
「落下」の意味・読み・例文・類語
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おち‐くだ・る【落下】
〘自ラ四〙
① 逃げのびる。
※
平家(13C前)三「
東国の方へ落くだり〈略〉前兵衛佐頼朝をたのまばやとは思へ共」
※
今昔(1120頃か)一七「即ち、盛孝、大なる穴に入て、頭を逆さまに堕下る」
③ 悪くなって
価値がさがる。堕落する。おちぶれる。
※
愚管抄(1220)七「すべて世のうつりゆくさまのひが事が
道理にて、わろき寸法の世々をちくだる時どきの道理なり」
らっ‐か ラク‥【落下】
〘名〙 落ちくだること。落ちること。
※牙氏初学須知(1875)〈田中耕造訳〉五中「鷲は〈略〉先づ其獣の居る所の上を
環状に翔舞し、急に落下して之を握捉す」
おち‐さが・る【落下】
〘自ラ四〙 垂れ下がった
状態になる。下に向かって進んでくる。
※今昔(1120頃か)二六「利仁、馬の腹に落下て、狐の尻の足を取て引上つ」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「落下」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報