落ち伏す(読み)おちふす

精選版 日本国語大辞典 「落ち伏す」の意味・読み・例文・類語

おち‐ふ・す【落伏】

  1. 〘 自動詞 サ行四段活用 〙 不利、または不満な状況もと物事のきまりがつく。承服する。
    1. [初出の実例]「執事兄弟只朦々(もうもう)としたる許にて、降参出家の儀に落ち伏しければ」(出典:太平記(14C後)二九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android