落筆(読み)ラクヒツ

デジタル大辞泉 「落筆」の意味・読み・例文・類語

らく‐ひつ【落筆】

[名](スル)
筆をとって書画を書くこと。
たわむれがき。落書き

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「落筆」の意味・読み・例文・類語

らく‐ひつ【落筆】

〘名〙
① 筆をとって書や絵、詩文などを書くこと。
浮世草子新可笑記(1688)二「此木像をつどつどに見させられ、かの落筆(ラクヒツ)付墨(つきすみ)御心をうつさせ給ひ」 〔李白‐江上吟〕
② たわむれがき。すてがき。

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普及版 字通 「落筆」の読み・字形・画数・意味

【落筆】らくひつ

筆をおろす。〔宋史欽伝〕書を善くし、筆するに、爭うて人の傳ふると爲る。死(たくし)するにんで、世尤も之れを惜しむ。

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