葛城織(読み)カツラギオリ

デジタル大辞泉 「葛城織」の意味・読み・例文・類語

かつらぎ‐おり【城織】

厚地の木綿綾織物作業衣白衣などに使用

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「葛城織」の意味・読み・例文・類語

かつらぎ‐おり【葛城織】

  1. 〘 名詞 〙かつらぎ(葛城)[ 二 ]
    1. [初出の実例]「仏蘭西機の模造せしものあるを見出し此機を以て海軍服地〈和名葛城織(カツラギオリ)洋名ドレルトと云〉を織立上納したる処」(出典風俗画報‐一三〇号(1896)服飾門)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「葛城織」の意味・わかりやすい解説

葛城織【かつらぎおり】

綿織物一種。厚地の綾(あや)織で雲斎織に似ているが,綾は細い。色物は織った後で染める。カーキ色の茶葛城が多い。じょうぶなので帆布,テント地,作業服などにする。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android