葵貝(読み)アオイガイ

デジタル大辞泉 「葵貝」の意味・読み・例文・類語

あおい‐がい〔あふひがひ〕【×葵貝】

アオイガイ科のタコ。温・熱帯海洋を浮遊する。雌は貝殻をもち、殻は扁平で直径10~25センチ、白色放射状ひだがある。雄は体長約1.5センチで、殻をつくらない。かいだこ。

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精選版 日本国語大辞典 「葵貝」の意味・読み・例文・類語

あおい‐がいあふひがひ【葵貝】

  1. 〘 名詞 〙
  2. アオイガイ科のタコ。雌は体長約二五センチメートルで、分泌物で作ったアオイの葉に似た貝殻をつけて表層に浮遊し、殻内に産卵する。雄はきわめて小さく、約一・五センチメートル。温帯、熱帯の海に広く分布する。近似種にタコブネがある。カイダコ。〔語彙(1871‐84)〕
  3. の雌の貝殻。本来は卵を保持する容器としての役目をもつ。白色半透明で同縁の巻き込んでいる部分は黒い。観賞用。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「葵貝」の解説

葵貝 (アオイガイ)

学名Argonauta argo
動物。アオイガイ科のタコ

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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