蒸気圧縮式冷凍サイクル(読み)ジョウキアッシュクシキレイトウサイクル

デジタル大辞泉 「蒸気圧縮式冷凍サイクル」の意味・読み・例文・類語

じょうきあっしゅくしき‐れいとうサイクル【蒸気圧縮式冷凍サイクル】

圧縮機凝縮器膨張弁蒸発器で構成される回路内で、冷媒を循環させ、液化気化状態変化を繰り返すことで、冷却を行う仕組み。冷凍冷蔵機器・空調機器の冷房などに用いられる。圧縮機で高温高圧の気体となり、凝縮器で熱を放出し液化され、膨張弁で急激に減圧され、沸点が下がった冷媒は、蒸発器で低温で気化し、周囲の水や空気から熱を奪い、対象物を冷却する。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android