蓮芋(読み)ハスイモ

デジタル大辞泉 「蓮芋」の意味・読み・例文・類語

はす‐いも【×蓮芋】

サトイモ科の多年草。全体はサトイモに似て、塊根は小さくて食用にならないが、長い葉柄は食用。暖地で栽培される。しろいも。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「蓮芋」の意味・読み・例文・類語

はす‐いも【蓮芋】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 植物さといも(里芋)」の異名
    1. [初出の実例]「はすいもの葉の露やぶり舎利の玉〈則常〉」(出典:俳諧・玉海集(1656)三)
  3. サトイモ科の多年草。ジャワ原産のサトイモに似た作物古くから栽培される。高さ一・五メートル内外。葉身は卵形で柄に楯状につき、長さ七〇センチメートル、幅四〇センチメートルぐらい。芋は固くて食用にならないが、葉柄を食用とし、酢物、煮食、肥後ずいきなどとする。しろいも。てんじく。〔日本植物名彙(1884)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「蓮芋」の解説

蓮芋 (ハスイモ)

学名Colocasia gigantea
植物。サトイモ科の園芸植物

蓮芋 (ハスイモ)

植物。サトイモ科の多年草,園芸植物,薬用植物。サトイモの別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android