蔭凉軒日録(読み)いんりょうけんにちろく

精選版 日本国語大辞典 「蔭凉軒日録」の意味・読み・例文・類語

いんりょうけんにちろく インリャウケンニチロク【蔭凉軒日録】

室町中期、京都、相国寺鹿苑院(ろくおんいん)内の蔭凉軒主が記録した公用日記。永享七年(一四三五)から文正元年(一四六六)までは季瓊真蘂(きけいしんずい)が書き、文明一六年(一四八四)から明応二年(一四九三)までは亀泉集証(きせんしゅうしょう)の手に成る。

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