蔵玉和歌集(読み)ぞうぎょくわかしゅう

精選版 日本国語大辞典 「蔵玉和歌集」の意味・読み・例文・類語

ぞうぎょくわかしゅう ザウギョクワカシフ【蔵玉和歌集】

室町時代歌学書一巻撰者二条良基に仮託されているが、未詳草木・鳥獣・月の異名などを詠んだ歌を収集分類し、考証を加えたもの。「莫伝抄(ばくでんしょう)」を増補した形となっている。蔵玉集。草木異名抄。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android