蕞爾(読み)サイジ

デジタル大辞泉 「蕞爾」の意味・読み・例文・類語

さい‐じ【××爾】

[ト・タル][文][形動タリ]非常に小さいさま。
「宮は―たる小市論ずるに足らねど」〈露伴・風流魔〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「蕞爾」の意味・読み・例文・類語

さい‐じ【蕞爾】

〘形動タリ〙 いかにも小さい様子。非常に小さいさま。さつじ。
三教指帰(797頃)下「容色顦顇、体形蕞爾」
代議政体(1875‐79)〈永峰秀樹訳〉四「蕞爾たる一小国にても」 〔春秋左伝‐昭公七年〕

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