蕪町村(読み)かぶつちようむら

日本歴史地名大系 「蕪町村」の解説

蕪町村
かぶつちようむら

[現在地名]桐生市相生町あいおいちよう四丁目

渡良瀬川右岸の氾濫原上の低地に位置。東は天王宿てんのうじゆく村、西は大間々おおまま(現山田郡大間々町)、北は渡良瀬川を挟み高津戸たかつど(現同上)。もと高津戸村と一村であったという。寛文三年(一六六三)検地帳(山田郡誌)に「加仏丁村」とみえ、分村もこの頃と考えられる。寛文郷帳では蕪町新田村とみえ、高八五石余で畑方のみ、館林藩領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android