薄の穂にも怯ず(読み)ススキノホニモオズ

デジタル大辞泉 「薄の穂にも怯ず」の意味・読み・例文・類語

すすきにも・ず

ほんのわずかなことにもびくびくすることのたとえ。薄の穂にも怖じる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「薄の穂にも怯ず」の意味・読み・例文・類語

すすき【薄】 の 穂(ほ)にも怯(お)

心が落ち着かず、わずかなことにも恐れてびくびくするたとえ。
※虎明本狂言・腥物(室町末‐近世初)「をちうとは、すすきのほにもおづると申が、いかひめにあふて御ざる所で、おくびゃう風がたってござる」

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