デジタル大辞泉
「薄曇」の意味・読み・例文・類語
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うす‐ぐも・る【薄曇】
〘自ラ五(四)〙
※
俳諧・
ひさご(1690)「雀を荷ふ籠のぢぢめき〈二嘯〉 うす曇る日はどんみりと霜おれて〈
乙州〉」
② 少しよごれて透明でなくなる。
※
御伽草子・清水冠者物語(室町時代物語大成所収)(室町末)「もしまたおもてのうすくもり、そのさまかわりてほのかすみ」
うす‐ぐもり【薄曇】
〘名〙
① 空一面に、薄い雲がかかって曇ること。また、その
天候。気象用語としては、雲量が八以上の天気の
状態で、最多雲量が上層雲である場合をいう。
※隣女集(1295)二「花にほふ彌生の空のうす曇かすめる月にあくがれぞゆく」
② ①のように、ものの
表面がうすく曇ったように見えること。
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薄曇【うすぐもり】
雲量と雲形によって天気を判定した場合の一つ。観測時の全雲量が9以上で曇となっており,かつ巻雲,巻層雲,巻積雲,あるいはこれらの組合せのどれかが最多雲形となっているときを薄曇とする。→曇
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薄曇
うすぐもり
high cloud overcast
全天空を 10としたとき,その空に占める全雲量が 9以上あり,上層雲が中層・下層の雲より多く,降水現象がない場合。ただし,天気予報では晴れとする。
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