薄足袋蛾(読み)うすたびが

精選版 日本国語大辞典 「薄足袋蛾」の意味・読み・例文・類語

うすたび‐が【薄足袋蛾】

〘名〙 ヤママユガ科の大形のガ。開張約一〇センチメートル。雄は黄褐色または橙褐色、雌は黄色で、丸い透明な四つの紋がある。北海道から九州に分布し、一〇~一一月ごろ現われる。幼虫クヌギコナラサクラなどの葉を食べる。繭は六~七月につくられ、長い柄の付いた緑色の袋状でカマスに似るところから、ヤマカマス、ツリカマスなどと呼ばれる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android