薄鬢(読み)ウスビン

デジタル大辞泉 「薄鬢」の意味・読み・例文・類語

うす‐びん【薄×鬢】

江戸時代男子髪形で、額を広くそり上げ、左右の鬢を幅狭くしたもの。⇔厚鬢

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「薄鬢」の意味・読み・例文・類語

うす‐びん【薄鬢】

〘名〙
① 毛が少なくなった鬢。
滑稽本東海道中膝栗毛(1802‐09)八「三すぢほどある薄鬢(ウスビン)のあたま」
② 江戸時代、男の髪型一つ月代(さかやき)を広くそりあげ、鬢の内側までそって、外側だけを薄くそろえたもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android