薦の上から(読み)こものうえから

精選版 日本国語大辞典 「薦の上から」の意味・読み・例文・類語

こも【薦】 の 上(うえ)から

  1. 生まれたときから。もとお産のとき、こもむしろを敷いたところからいう。藁(わら)の上から。
    1. [初出の実例]「惣領一人残し、残り九人はむまれおちると薦(コモ)の上から、銀三貫めづつつけて」(出典:浮世草子・商人軍配団(1712か)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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