薬師寺南遺跡(読み)やくしじみなみいせき

日本歴史地名大系 「薬師寺南遺跡」の解説

薬師寺南遺跡
やくしじみなみいせき

[現在地名]南河内町薬師寺

下野薬師寺跡の南方約六キロ、川右岸の宇都宮西台地上に位置する奈良・平安時代を中心とした集落跡。遺跡の標高約六〇メートル、東側水田面からの比高約四―五メートル。昭和四九年(一九七四)から翌年にかけて発掘が行われ、約一二〇軒の奈良・平安時代の竪穴住居跡が検出された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android