旺文社日本史事典 三訂版 「薬師寺東塔」の解説
薬師寺東塔
やくしじとうとう
飛鳥から移建した(白鳳時代説)か,平城京の現在地での新建(天平時代説)かの両説がある。総高33.7m。三重塔だが裳階 (もこし) があり,白鳳様式の雲形肘木を残し,「凍れる音楽」の趣がある。天女と飛雲を配した水煙も独特のもの。現在は再建された西塔と並んで美しい景観を構成している。
出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報
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