薬蓮(読み)やくれん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「薬蓮」の解説

薬蓮 やくれん

?-? 平安時代中期の僧。
日本往生極楽記」によれば信濃(しなの)(長野県)如法寺にすみ,いつも阿弥陀(あみだ)経を読誦(どくじゅ)していた。ある日ふたりの子供に明日の暁に極楽へいくといって仏堂にはいり,翌日の午(うま)の刻(正午)には身体経典も堂内から消えうせていたという。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android