藁で束ねても男は男(読み)ワラデタバネテモオトコハオトコ

デジタル大辞泉 「藁で束ねても男は男」の意味・読み・例文・類語

わらたばねてもおとこおとこ

わら頭髪を束ねるような貧しい男でも、男には男としての値うちがある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「藁で束ねても男は男」の意味・読み・例文・類語

わら【藁】 で 束(たば)ねても=男(おとこ)は男(おとこ)[=男一匹(おとこいっぴき)

藁で頭髪を束ねるような卑しい身分でも、男には男としての権威があるの意。どんなに貧相でも、男には男の値うちがある。藁で作っても町(ちょう)の束ね。
※虎寛本狂言・岡太夫(室町末‐近世初)「藁でたばねてもをとこは男じゃに。夫に向ふて喰らふたかといふ事が有物か」

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