藍綬褒章(読み)らんじゅほうしょう

精選版 日本国語大辞典 「藍綬褒章」の意味・読み・例文・類語

らんじゅ‐ほうしょう ‥ホウシャウ【藍綬褒章】

〘名〙 褒章一つ。明治一四年(一八八一制定教育社会福祉、厚生事業など公共利益に尽くした人に授与される褒章。藍色の綬をもって佩用

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「藍綬褒章」の意味・読み・例文・類語

らんじゅ‐ほうしょう〔‐ホウシヤウ〕【藍×綬褒章】

公衆の利益、公共の事業で事績著明な人に授与される褒章。綬(リボン)は藍色。明治14年(1881)制定。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

勲章・褒章がわかる事典 「藍綬褒章」の解説

らんじゅほうしょう【藍綬褒章】

日本の褒章の一つ。1881年(明治14)の太政官布告第63号「褒章条例」によって制定され、教育、衛生事業、学校・病院の建設、道路・橋梁などの修築田野開墾森林栽培水産繁殖などに貢献した人に授与された。現在は、教育、医療、社会福祉、産業振興などの分野で公衆の利益を興した人、また、保護司民生・児童委員、調停委員などの事務に尽力した人が対象となっている。範囲が広いため、毎回褒章の多くを占め、年間では約1000人が受賞している。対象が勲章と重なっていることもあり、2002年(平成14)8月の閣議決定栄典制度改革について」では、その整理が課題となった。◇英訳名はMedal with Blue Ribbon。

出典 講談社勲章・褒章がわかる事典について 情報

百科事典マイペディア 「藍綬褒章」の意味・わかりやすい解説

藍綬褒章【らんじゅほうしょう】

社会福祉や公共事業等に功績のあった者,またはその事務に関し勤勉であった者を表彰するために1881年制定された褒章。→褒章
→関連項目瓜生岩松田トシ

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「藍綬褒章」の意味・わかりやすい解説

藍綬褒章
らんじゅほうしょう

褒章

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「藍綬褒章」の意味・わかりやすい解説

藍綬褒章
らんじゅほうしょう

栄典制度」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android