藤原公重(読み)ふじわらの きんしげ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原公重」の解説

藤原公重 ふじわらの-きんしげ

1118-1178 平安時代後期の官吏,歌人
元永元年生まれ。西園寺通季(みちすえ)の次男徳大寺実能(さねよし)の養子。紀伊守,侍従,右近衛(うこんえの)少将などをつとめた。藤原清輔家歌合などに参加し,治承(じしょう)三十六人歌合にえらばれた。歌は「詞花和歌集」などの勅撰集に6首あるほか,家集に「風情(ふぜい)集」がある。治承2年9月死去。61歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android