藤原石津(読み)ふじわらの いしづ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原石津」の解説

藤原石津 ふじわらの-いしづ

?-? 奈良時代官吏
はじめは石津王といい,天平勝宝(てんぴょうしょうほう)元年(749)従五位下,5年紀伊守(きいのかみ)となる。9年藤原朝臣(あそん)の氏姓をさずかり,南家藤原仲麻呂養子となる。天平宝字(ほうじ)8年(764)の藤原仲麻呂の乱の際に殺された仲石伴(なかの-いわとも)と同一人とする説もある。名は「いわつ」ともよむ。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android