藤原節信(読み)ふじわらの ときのぶ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原節信」の解説

藤原節信 ふじわらの-ときのぶ

?-? 平安時代中期の官吏
皇太子護衛にあたる帯刀舎人(たちはきのとねり)の長。加久夜長帯刀とよばれた。風流者として知られ,歌人能因法師とはじめてあったとき,数奇をきそってたがいに意気投合したという。「後拾遺(ごしゅうい)和歌集」などの勅撰集に歌3首をのこす。長久5年(1044)河内権守(ごんのかみ)。名は「としのぶ」ともよむ。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android