藤原統行(読み)ふじわらの むねつら

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原統行」の解説

藤原統行 ふじわらの-むねつら

?-? 平安時代前期の武人
南家藤原真作(まつくり)の曾孫(そうそん)。元慶(がんぎょう)2年(878)出羽権介(でわのごんのすけ)となる。同年におきた元慶の乱の鎮圧のため秋田城にはいるが敗退。3年投降してきた俘囚(ふしゅう)を慰撫(いぶ)した。4年武蔵介(むさしのすけ)の任を固辞し,かわりに父安主の豊後(ぶんごの)介再任をゆるされた。名は宗行とも。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android